プログラマはシステム関連会社で働くことになります。システムの仕様書をもとに、仕様書と同じ動きをするプログラムを作ります。現在数多くのプログラム言語がありますが、一般的な言語はJavaやC言語です。どのプログラミング言語を採用するかどうかは、システムによって異なります。プログラムに触れたことのない初心者は、ポピュラーなJavaやC言語から勉強を始めるのが簡単で、初心者向けの書籍や解説サイトなどが豊富です。
それぞれのプログラミング言語は特徴を持っていますが、基本的な文法知識は共通しているところが多いです。条件文やループ文、文字列の出力などは書き方は異なっても考え方は一緒です。一つのプログラミング言語を学べば、基本的なスキルを身につけることができます。簡単なプログラムであれば、個人のパソコンでも動かすことはできるので、仕事以外の時間にもプログラムの勉強ができます。最初に作ったプログラムが、入力した数字をベースに計算した結果を出力するような、単純なものであっても、勉強を重ねることでスマートフォンアプリを作ることも可能です。
システム開発では、大きなシステムになればなるほど、一人だけでプログラムを組むことは稀です。プログラムを書くときには、他の人が見た時にどのような処理をしているのか分かりやすいように記述スキルも重要です。システム開発ではプログラムを書く際のルールを定義するので、ルールから逸脱せずに記述する必要があります。